このタイトル…書店で見かけてから、ずーっと気になってたんです。読み終わった今、終始タイトルの意味には触れておらず、未だに本のタイトルに関しては強烈なインパクトだなぁという感想しか言えません。でも内容に関してはただひとこと。
「読んでよかった〜〜〜」
質の高い人生を送ろうとする上で、自分の感情と上手に付き合えるかどうかで未来は決まると思います。自分が納得のいく人生を送りたいのなら、知っておいて損がない知識がたっぷり詰まっています。本当に充実した読書時間となりました。
立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術(ありがとう出版発行)
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: サイゾー
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: 単行本
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ここからは内容にも触れていくのでネタバレOKな方のみどうぞ✂︎
まず、最初から希望を見出せないのは、自分のせいではない!とフォローしてくれるところから始まります。この本は基本的に、著者が読み手に向かって語りかけてくれるスタイルなので、至るところで自信をつけてくれようとする気持ちが伝わってきて、あたたかい気分になります。
私たちから希望の光を奪ったのは否定と挫折です。
あなたは素晴らしい可能性を秘めた磨けば光る原石です。
とかとか。なんだか怪しい感じもする……?確かにそうですね(; ^ω^)でも読み進めていく限り、怪しい自己啓発本ではなかったようです。わたしはいつも見えない敵=「常識」に縛られて生きてきたんだなぁ……、と実感。
横文字が苦手で、今も確認しながらじゃないと思い出せないけれど、わたしにとって印象に残った言葉を5つほど紹介します。ちゃんとアウトプットして覚えたいなぁ。
- コンフォートゾーン
- ホメオスタシス
- スコトーマ
- エフィカシー
- 抽象度の高さ
ね…?難しいでしょう…?頭の中がぐるぐるになるのはわたしだけではないはず。順番に簡単に意味を書いて本の紹介とさせていただきます。
1.コンフォートゾーン
「居心地のいい空間」のこと。
(「居心地のいい空間って日本語で書いてくださればいいのに…)
2.ホメオスタシス
「恒常性維持機能」のこと。
人間は居心地のいい空間から動きたくない!という感情が必ず働くんですって。言うなれば、自分にとって有利だったりラッキーだったり幸せだったりすることにも、今の状況を変えてはダメだ!という力が働くということ。なぜなら「現状維持」には「良い」も「悪い」もないから。例えばダイエットをしていて「今日はたくさん歩いたんだから、ケーキぐらい食べてもいいかぁ!」という状態。これが、まさにホメオスタシスの力。元の体型に戻そうと必死に囁いてくる。それをいかにして打破するか。
3.ストコーマ
「心理的盲点(見えているのに気付けない状態)」のこと。
先生が言うには、現状の延長線上にゴールを定めてはならない、と。現状の延長線上にゴールを定めると、それだけの力しか出せなくなってしまう。小さな視点でしか物事を見られなくなってしまうそうです。
4.エフィカシー
「自分の能力の自己評価」のこと。
自己評価を高め、自分に自信を持つことであらゆる行動を起こしていく。行動に移せないということは、自分に自信が無いことの裏返しだそうです。…確かに。今は時間がない、今はお金がない、今はやる気がない、こういう言い訳は全部『今は自信が無い』の裏返しであるということ。…うう、心が痛みます。
5.抽象度の高い人
常に広い視野を持ち、物事を俯瞰的に観ることができる人。
抽象度の高いものに触れる。ホンモノに触れて、感じる。それは物であっても人であっても同じ。偽物の情報や抽象度の低い人に惑わされることなく、抽象度を意識して関わること。つまり抽象度の低い人や場所からは距離を置くのがいいということだそうです。
以上が、わたしのアウトプットのためのメモ書き!お付き合いくださった方、ありがとうございました!苫米地先生の本の中ではダントツに読みやすい本だったみたいで、始めに読んだのがこれでよかったと思います。
立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術(ありがとう出版発行)
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: サイゾー
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: 単行本
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