熱帯夜

女として女に愛され愛したい

【感想】「剣豪将軍義輝〜戦国に輝く清爽の星〜」プレミアム上映会+トークイベント&後編制作発表に行ってきました!

こんにちは。mira(@mirara_l)です。
今回は久し振りに舞台関係のイベントに行ってきた感想やら雑記を書きたいと思います。とにかく書き殴りたくなるぐらいに楽しかった……!

終わった後にTwitterでレポを上手に書く方がいらっしゃいますよね。すごい尊敬する。なんであんなにはっきりと覚えていられるの!ワーキングメモリがわたしとどう違うんだろう!と感心すると共に、俳優さんと一緒に笑ったあの空間の記憶が呼び戻されるようでタイムラインを追いかけるのが楽しかったです。

 

焦った入場までのこと

 

集合は15時だったのに、品川に着いたのが30分前で、でもわたしがお腹が減ったとわめきちらかしたため、取り急ぎ入ったのがスターバックスコーヒー。そこで大好きなキャラメルマキアートを一緒に飲んで、レモンバターチキンとかいうめちゃくちゃ美味しい石窯フィローネを食べました。大急ぎでw 味わう暇も写真に残す暇もなくw


15時に近かったのでhoneyが焦り出し急いで向かったはいいものの、入場にはまだまだ程遠い様子……どうも受付がゴタゴタしていたみたい。わたしは普段からあまり時間とか気にしない方なので、そんなにイライラすることもなく流れに乗って会場へ。制作発表の座席は抽選でした。くじを引いてhoneyと分かれ(honeyは2階席でした)くじを見ると1階席のえっと……え!!?近い!!!近い!!!これは後でhoneyに文句言われるパターンだ……でも今更どうしようもないから覚悟を決めて着席。……近い。なんだこれ。

 

思い出すのに時間はかからなかった温かさ

 

でもね、座間プロデューサーが入場してキャストさん達が衣装に身を包んで目の前に現れた瞬間。ああ、これこれ。これだった。これだよって思ったんです。大好きな俳優さん達が醸し出す、もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ独特のあったかい雰囲気。これが制作発表中、いや、最後のトークショーまでずっと続いていたんです。安心した。安心して、心から笑える空間ですごく癒された。

舞台って一般的なドラマとは違ってナマモノですから映像の切り取りではない人間同士のお芝居のやりとりがありますよね。カンパニー内できっと合う人も合わない人もそれぞれいることと思います。世の中の集団でいえば学校だって会社だってそうだけど。でもこのシリーズは、まやかしかもしれないけど客席のこちら側に、あったかいお家に招いてもらえるような錯覚を届けてくれるシリーズだなって思うんです。

THE GRAND HALLにて染谷俊之さん、加藤梨里香さん、山本匠馬さん、石井智也さん、寿里さん、白又敦さん、井深克彦さん、奥谷知弘さん、細貝圭さん、杉江大志さん、山崎樹範さんが登壇されました。もうここからトークショーなのでは?と思うぐらいに和気藹々とした感じで、特にやっぱり石井さんとヤマシゲさんに笑わされっぱなしでした(笑)それと客席から歴史クン、お疲れ様でした……!楽しかったw

わたし達には超個人的ですが織田信長役として衣装に身を包んだ細貝圭さんの出で立ちに……ノックアウトされました。普段いじられることが多い彼ですが舞台上では真面目な表情とコメントをしていて、ギャップに完全にやられてしまいました。織田家の家紋と、黒と赤のあの色っぽい和装があんなに似合う男は他にいるのだろうか……。たまらん。うつくしい。たまらん。穴があくほど見つめていました。ごめんなさい。細貝さんの織田信長、多分めちゃくちゃかっこいいと思う。すごく期待値が高まるビジュアルなんです。

 

NEWS | もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ

 

もっと歴史を知りたくなるシリーズって、ビジュアルが最高なんだよ〜〜〜細貝さんのこの信長もそうだけど、幻の城のときの鈴木拡樹さん演じる宇喜多秀家も控えめにいって美しすぎたしね〜〜〜。

 

イチオシの時代小説

 

この剣豪将軍 義輝は原作もとっても面白くて、戦国時代に入る前の、まだ信長・秀吉・家康がちっちゃい頃からの歴史を描いているから、この細貝さんのビジュアルには尾張を統一している途中の信長の、若さの中に光るえぐさみたいなものが垣間見えてグッときます。他にも松永久秀とか明智光秀とか、戦国時代の有名な武将が足利義輝を中心としてどんな風に生きてきたのかを知ることができて本当に面白いんだ!素敵な原作!きっかけは舞台でしたが、この本と出会うことができてよかったです。

そうそう、原作者の宮本昌孝先生も登壇されて感激でした。前編も何回も見たという宮本先生。そんな先生から染谷さんに宛てた手紙をどこかで拝見したことがあって、「わたしはこの舞台で足利義輝として成長していく染谷さんに会うためにこの作品を書いたのかもしれない」とかいう、ごめんなさい、曖昧ですが……と思ったら、あった!!!これ(涙)

 

ameblo.jp

 

染谷さんのブログだー!この手紙の内容を見たときにすごい感動したのを覚えていて。なんかもう後編もこの宮本昌孝先生と役者、染谷俊之のやりとりに期待しかないです。早く下巻を読もう。そしてなんとかして千秋楽をあてよう。

 

あっという間の2時間半

 

上映会では、一足先にDVDになる映像を見ることができて、これまた懐かしくて楽しかった〜。ヤマシゲさんのいう通り、舞台って会場全体が作り出す雰囲気や熱量を感じるために絶対にわざわざ足を運んで生で観た方がいいですが、それでもこうして1度観劇した忘れられない作品がもう1度観られたり、役者さんの表情や重要なシーンの細かい演技が取り出されてアップで確認できたりするのはかなりうれしいです。買ってよかった、DVD。

わたし、上映会って初めて行ったんですけど、なんだか不思議な感覚になって楽しかったです。友達や恋人とか親しい間柄の人と鑑賞するんじゃなくて、一緒の作品が好きなファンの方達、でも全く見知らぬ女の人達と一緒に鑑賞するというのは初体験で面白かった。

 

待ちに待ったトークイベント

 

トークイベントは、キャストさん達は舞台衣装ではなく私服のような出で立ちでの登場で、みなさんかっこよかったです。染谷俊之さん、山本匠馬さん、石井智也さん、細貝圭さん、杉江大志さん、山崎樹範さんが登壇。

染谷さんのお洋服が確かに某ホストみたいで、みなさんにいじられていました(笑)でもスタイルがよくかっこいい!ていうか全体的に細い!体が薄かったです。うらやましい……。細貝さんのお洋服もお上品で可愛かった。あの高級そうなグレーのコートと、とっくりセーター(みんなにそう呼ばれ、いじられていましたw)が忘れられないなぁ。杉江さんの春らしいピンクのセーターもよく似合っていたし、髪型がやっぱり可愛くて顔がちいちゃかった。みなさん美しくて眼福でございました。

立ってお話してくださった30分間だったので、表情や絡みがよく見えました。楽しかったのは、帰国子女の細貝さんに日本史分かるの!?ってみんなが歴史クイズを出したやつw

 

 

この2人のやりとりがすごく好きだった。書きたいことがたくさんあるけど、あとは恋人と消化することにします。とにかく久しぶりにゆっくりと趣味の時間に浸れたので、とても癒されました。もうすぐ膝の上で眠るこの子と、honeyとしばしのお別れ。寂しいなぁ。

 

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SSSのDVDが観られなかったことが心残りだけど……せっかくなら全て通して真剣にメイキングまで観たいもんね。一緒に住んで、好きなところで一時停止してお買い物行ったりお昼寝したりしながらゆっくり鑑賞するのが夢ですね。

次は拡樹さんのファンイベントに4月に行く予定です。また感想ブログを書けたらと思っています。miraでした!

 

剣豪将軍義輝 上 鳳雛ノ太刀<新装版> (徳間文庫)

剣豪将軍義輝 上 鳳雛ノ太刀<新装版> (徳間文庫)

 
剣豪将軍義輝 中 孤雲ノ太刀<新装版> (徳間文庫)

剣豪将軍義輝 中 孤雲ノ太刀<新装版> (徳間文庫)

 
剣豪将軍義輝 下 流星ノ太刀<新装版> (徳間文庫)

剣豪将軍義輝 下 流星ノ太刀<新装版> (徳間文庫)

 

 

 

女性のわたしが女性からセクハラを受けているという現実

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ああ、苦しい苦しい苦しい。どうしてそんなセクハラをするの?わたしはどうして女の人にセクハラされているの?この世の中は、異性愛主義なんでしょう!?構うな。誰も、わたしに構ってくれるな。と、やさぐれた気持ちになっているいま。とてもブルーです。

今日もまた「早く結婚して安心させて」「いいハナシは無いの?」母親でも父親でも祖母でも祖父でもない、ましてや親戚でもない仕事場の先輩に、攻撃を受けました(相手はもちろん、好意とちょっぴりのおせっかいで言っています)。

 

「早く孫が抱きたいの」

 

自分の親と同じ世代の女性からのそんな発言。そしていま産休を取っている仲間のハナシ。いまこの瞬間に『わたしのパートナーは女性なので、結婚ができないんですよね〜』と、シレーっと言ったら、楽しそうに笑っているこの人達はどんな反応をするんだろう。真面目に相槌を打っていたら死んでしまうその空間に気持ちだけをフワフワと浮遊させて、いつも通り自分を守るそんな空想に耽っていました。


冷静になったいま、ものすごく鬱々しい気持ちが溢れ出てきました。もう仕事を辞めたいとさえ思います。そう、わたしたちは常にこんな風にセクシャルハラスメントを受けて、誰にも傷ついたと言えず、仕事に支障をきたしています。

 

www.change.org

 

もう、人生に疲れた……

 

どうして流せないんだろう。どうして大真面目に傷ついて落ち込むんだろう。わたしのパートナーは女性。根が頑固なのか、クソ真面目なのか「彼」と置き換えて喋ることができない。だってhoneyは男の人みたいに身体はがっちりしていないし、男の人みたいに声は低くない。男の人みたいにおちんちんがついていないけど、おっぱいがある。これをどうやって「彼」として話せばいいのかが分からない。無理だろ。女なんだから。

優しくて、まではいける。でもその続きをステキな人で終わらせたくない。優しくて、可愛い人。指がきれいで、メイクが上手な人。わたしを支えてくれて、料理が上手な人。同じ趣味を持っていて、絵が上手で、ボブが似合う人。お嫁さんにしたい人。どれも端折れるもんか。


相手にも自分にも嘘がつけない性格って、疲れるなぁ。自分で自分の首を締めている。だからもう呆れてくれて、構わない。でもどうか呆れたことを口に出さずに、そっとしておいてほしい。このブログはわたしのプライベートな日記帳。だから読んだらそっと閉じてください。何も言わずに、そばにいてください。

 

sultrynight.hatenablog.com

 

sultrynight.hatenablog.com

 

sultrynight.hatenablog.com

 

できるもんならとっくにしてるわ、結婚なんか。バーカ。

週末のための準備

mira(@mirara_l)です。こんにちは。

この1週間で1年間のお仕事の、大きいものがほとんど終わりました。もう来年に向けて色々と準備をしなければならないのだけど、それでも自分に与えられた仕事が無事にこなせてホッとしています。だからちょっとだけ、肩の力が抜けている金曜日。

いろんなことがあったなぁ……3月はやっぱり感傷に浸っちゃいますね。でも前を向いて羽ばたいていくあの子達を、ずっと応援し続けたい。味方でいたい。わたしのかけがえのない、大事な大事な子どもたち。

 

個人的にはプレミアムBOOKデー、にした

 

世はプレミアムフライデーとか賑わっていますね、いいな。プレミアムフライデー。15時に退社してみたい。そんな夢は儚く消えて、まぁ普通に残業をしてきましたけど。それでもなんだか金曜日らしいことがしたくって、本屋さんに出掛けました。今日は、文房具は我慢我慢。

 

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昨日から狙っていた『JUNON』の4月号をゲット。拡樹さんのお写真とインタビューがお目当てです。JUNONはいつも拡樹さんの可愛さを本当に上手に引き出してくれますよね。『W!』VOL.12の方は東啓介スペシャルということで、がっつりとんちゃんが表紙ですが、こちらもノラガミのインタビューで拡樹さんが載っていたので早々と購入にいたりました。

そして、久し振りの小説。わたしとしては珍しい、ハードカバーの本。江國香織さんの『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』。ずっと気になっていたんです。ハードカバーって、美しくて丁寧な仕上がりの装丁、というだけでも立派な購入のきっかけになりますよね。

 

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この柔らかな色合いと、金色で描かれたヤモリやカエルやチョウに心を惹かれ、家に連れて帰りたい欲求に抗うことができずに購入しました。花粉症でどうも春は苦手なのですが、やはりどこかでこの表紙のようなあたたかな日を待ち望んでいるのかもしれません。

ホッと一息ついた気持ちになると、本が読みたくなります。静かに、文字を追いかけてただ情景を思い浮かべる。登場人物に感情移入したり、寄り添ったりしてみる。この週末はそんな風に贅沢な時間の使い方をしたいと思います。

 

文庫カバーを買いました

 

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これは今日ではないのですが、プレミアムBOOKデーをいいことにお気に入りを紹介。先日Instagramにあげましたが、お洒落な文具店でつくしのペンケースを買ったんですね。そのときに一緒に購入したCOETのブックカバーです。色はシボブラウン。こういうシンプルなブックカバーをずっと探していて、見本で置いてあったものを触らせてもらったらすごく手触りがよくて。ひと目見て気に入り、ひと触りして恋に落ち、わたしの相棒となったのでした。

合皮なのですがしっとり柔らかく、わたしの場合、永遠に触っていられる感触。企業から出た廃材を使っているから、材料がなくなり次第生産終了なのですって。切りっぱなし加工で味があって「ただひたすらブックカバーとしての役割のみである」シンプルさがお気に入りです。

COETというブランドのコンセプトなんかも読むと、もっと愛おしくなってくるから不思議。すごく好きだわ、ひとつひとつの商品の説明の仕方が。愛があって。

 

www.instagram.com

 

正体はこれでした

 

このブックカバーに乗っている煙草。……のように見えるソレ。わたしは煙草はやめたはずなのに、どうしてでしょう?ふふふ。正体はこれでした。

 

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