熱帯夜

女として女に愛され愛したい

もしも自分がレズビアン(女性同性愛者)じゃなく、ノンケ(異性愛者)もしくはバイセクシャル(両性愛者)だったら?

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こんにちは。mira(@mirara_l)です。
今日は、なんとなくいつも考えてしまうことについて書きたいと思います。

好きなことやモノは常にたくさんあって、趣味が多く、時間が無い無いと嘆きながら結局お休みの日は何もできなくて後悔するタイプなのですが、プロフィールにもある通り、オタクなんですよね、私。2次元にも急速にハマっていくこともあったのですが、今はもっぱら2.5次元、とりわけ2.5次元俳優と言われる人たちに、ふうふ揃ってハマっています。

そこで、前もこの記事で散々言いましたが、私はレズビアン(女性同性愛者)だけど、男性俳優が好きです。そこに夢女子的な、恋愛感情みたいなものはきっと無い。でも好きなの。美しいもの、かっこいいものを好きという気持ちに、正解も不正解もないはず。推しをどう愛でるか、どう愛すかは、個人の自由でしょう?これを読んでいるあなたにも、女性や男性やどちらでもない性別の推しがきっといるんでしょう?あなたが女性か男性かどちらでもない性別なのか、には関係なく、とにかく好きな推しを推してるんでしょう?

という前置きで、よく男性俳優を推しているときに現れる疑問というか好奇心が、「自分がもしも異性愛者だったら、どんな男性に惹かれていたんだろう?」ということ。いま推している俳優さんたちみたいなタイプの人を好きになったのかな。それとも、全く真逆の、オスオスしい筋肉質な強面の人に惹かれたのかしら。

きっと異性愛者の人たちも、これだけ『LGBTLGBT』と言われる世の中になったんだから、もしも私が女を好きだったら……とか、もしも俺が男を好きだったら……って考えたことがあるのではないでしょうか。私たちも自分のセクシャリティが違ったらどうだったんだろう?って考えることがあるんですよ。そもそも、じゃあ私の女の人のタイプは?って聞かれても、はっきりとは答えられないんだけどね。

セクシャリティは流動的と言うけれど、私はきっと生まれたときからレズビアンだったから、こんなことをよく考えるんです。自分がレズビアンだと気づいていない頃には、周りとのギャップを無意識に埋めるために男性と付き合ったことがありますが、もうそのときすでに女性に恋をしていたので、この好奇心の答えの正解じゃないの。

純粋に自分が男性を性的対象に見ることができる女だったら……なんて、考えても意味のない面白いことを妄想してしまう。一生分かるはずのない答えを妄想してしまう。

妹たちには、よく「お姉がノンケだったら私たちの中で1番めんどくさい女だと思う」なんていじられるけれど、もう十分パートナーにめんどくさい醜態を見せてるわ。相手が男でも女でも、私は愛している人にきっとめんどくさがられるタイプ。

自分の性的対象じゃない性別の人に甘えている自分の姿を想像できないから、妄想するの。時々。きっと私がカミングアウトしていない周りの人たちは、私が男の人に甘える姿しか想像できないんでしょうけれど。

メイクも、おしゃれも、知識を蓄えることも、清潔でいることも、女と自分のためにしかしたことがない。もしも私が男を愛していたら、なんて考えても最後には「ああ、同性愛者でよかった」って思ってしまうの。だってそれが私の自然だから。私の惹かれる性別が女だっていうのは、母親の子宮の中で決まったのかしら。決めたのかしら。ああ、面白い。こんな風に空想して遊ぶのを、真面目に書いているいまが、楽しい。楽しかった。

 

sultrynight.hatenablog.com

突然だけど、レズビアンの私が女湯に入るときの気持ちを書く

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こんにちは、mira(@mirara_l)です。

今日は、題名の通りレズビアンの私が女湯に入るときの気持ちをゆっくり書いてみたいと思ったので、記事にします。私が異性愛者だったとしたら、同性愛者の女が女湯に入っているということを気持ち悪いと思うのかな。でも、それってなんでだろう……とか、一見どうでも良さそうなことをじっくり考えるのが好き。

 

お風呂文化のある地域

 

私の住んでいる地域では、お風呂文化といいますか、スーパー銭湯に行く頻度が他の地域よりも高いところに住んでいるのだと思います。だから、私はパートナーと遠距離恋愛をしていた頃から、よく1人でお風呂に行っていたし、モーニングと同じぐらい外で入るお風呂を愛していました。いまも愛しています。

パートナーが引っ越してきて、おうちのお風呂も好きだけど、スーパー銭湯にしょっちゅう誘うことを続けていると、ようやくパートナーも一緒にお風呂に出かけてくれるようになりました。レズビアンでよかったと思うことの1つが、外のお風呂で堂々と一緒に入れるということです。

お風呂文化なんてほとんど無い場所で育ったパートナーは、最初こそ抵抗があったようですが、こちらの地域の、人の目を気にせず『ただお風呂を楽しみに来ているだけ』の人たちを見るにつれて次第に銭湯に慣れていったようです。

 

本題はエロい気持ちになるかどうか

 

さて、本題の女湯に入るときの気持ちですが、本当のことを書くと、女性同性愛者の私が女湯に入ってエロい気持ちになったことは1度もありません。無いんです。

でもさ、これって比較対象がいないよね。だって異性愛者の女性は、自分の性的対象である男だらけの湯に入る機会がないじゃない。ね。そしてその場合を考えるとしたら、それはゲイだらけの湯でなければならないんです。一緒に入っているほとんどの男が自分の女という性別に興味がないのと一緒なんですよね。同性愛者の私が入っている女湯って。

相手からも性的な目で見られることがないから、性的な興奮が起きるはずがないんです。私の場合は。他のレズビアンのみなさんはどうですか。女湯に入るときの素直な気持ちを聞いてみたいです。自分以外の人の意見を聞きたい。

パートナーとも家で一緒にお風呂に入ったりするのと一緒で、楽しい時間には楽しく過ごせるじゃないですか、例え裸であっても。そして、そういう雰囲気は公共の場で作るべきではないし、2人の空間で裸になる意味とは違うと知った大人じゃないですか。私たちは基本的に数ある種類の中でも露天風呂に入ることが好きで、夜空を眺めながらゆっくりしたり、くだらない話をして爆笑したりしています。

友達ともカフェに行く感覚でスーパー銭湯に行っていましたし、実家に住んでいた頃なんて姉妹でしょっちゅう行っていました。深夜に行くのが楽しいんだよなぁ。

私は女性の体で生まれてきて性自認も女なので女湯に入るのが当然です。その中に、異性愛者と同性愛者が入り混じって入るシステムってほんと不思議。不思議だけど、同性しかいないお風呂は快適空間ですよ。

 

結局のところ信じてもらえないよね

 

それに同性愛者だからって、男湯に入るのを考えると恥ずかしい。相手がそういう目でみるかもしれないから。ってここまで考えたところで、これか!と思いました。

そもそも女の裸だらけの女湯に入って、エロい気持ちで見てるレズビアンの人がいるかどうかなんて調べたこともないから分からないわ。さっきの話、男湯に女の私が入ったとして、そこにいる男に「性的対象は女だけど、俺はスーパー銭湯では女のことエロい目で見ないから」とか言われても全く信じられないわ!

これと同じように、きっと聞く人が聞いたらレズビアンである私の言葉も言い訳のように聞こえるんでしょうね。「性的対象は女だけど、私はスーパー銭湯では女のことエロい目で見ないから」なんて言っても信じてもらえないんだろうなぁ。という罪悪感にも似た微妙な気持ちを感じながらも、honeyと楽しく過ごせる癒しの空間である銭湯に、今日も今日とて足を運ぶのでした。

なにやら難しいことを考えてしまってまとまらないけど、面白いからアップしておく。いちレズビアンのひとりごと。でした。bye!

名古屋市科学館でプラネタリウムデートをしてきたよ!

こんにちはmira(@mirara_l)です。
先日、久しぶりに2人きりでデートをしてきた話を書きたいと思います。

 

行き先は『名古屋市科学館』です。お目当ては、プラネタリウム。2人暮らしを始めて初めて一緒に過ごす冬を経験し、2人して田舎の空の中に輝く星たちに感動。すっかり天体観測にハマってしまったのでした。

 

天体観測にハマった理由

 

もともと関東の都会に住んでいて、私の元に嫁ぐ形になったパートナー。普段から星を見る機会があまりなかったんだそうです。いまだに田舎度合いに驚いたり引いたりすることは多いけれど、この星たちのために来たと言っても過言ではないような顔で夜空を見上げている姿が好きです。

一方の私は、自分の地元の星たちが昔から大好きで、都会に出かけてから帰ってくると冬は必ず星の瞬きが一層濃くなったことを確認し、「ああ……帰ってきたぞー……」とホッと一息つくのでした。それでも一緒に見上げて「きれいだね」と言い合いたい相手は遠距離恋愛のため、電話越しに伝えようと思ってもなかなか伝わらない。いつしか空に存在する当たり前の光景、になっていました。

それがこの冬、地元の星を見る度にあまりにパートナーが感動するものだから改めて見上げてみると、やっぱりすごくきれいで。その瞬間だけは頭がすっきりとして、でもなぜか思考が止まってクリアで真っ白な不思議な感覚に陥る。

仕事から帰ってからのため、どうしても夜に娘(愛犬)の散歩に出かけることが多いのですが、その道中で一緒に同じ流れ星を見たときには、大声を上げて2人してはしゃぎ、鍵を落として失くしてしまうほどで……。すっかり天体観測のとりこになってしまいました。

それからというもの、大好きな文房具は天体ものにすぐに惹かれてしまったり、ついには地元で満天の星空が見られる場所へ深夜に出かけていったり。

 

 

そうだ。プラネタリウムへ行こう。

 

そうこうしているうちに、私は子どもの頃に行ったっきりのプラネタリウムの存在を思い出したので、パートナーを誘い、行ってきました!星が本当に好きなようで、出不精のパートナーがすんなりと出かけてくれたことが嬉しかったし、恐るべし天体パワー(笑)

とても人気のプラネタリウムなので、起きれた日に朝一で並ぼうと約束していたのに、2人してお寝坊をしてしまい、もう営業開始時間にはとても間に合わない。でも、当日券の売れ行き状況をリアルタイムで更新してくれるので、常にその画面とにらめっこしながら、なんとかなって……!と、期待を込めて出かけたのでした。ただ、私たちが出かけたのが3連休の真ん中だったこともあり、半分諦めていましたけどね……。

最寄りに着くと、まずは急いでチケットを取りに。急げ急げ〜。ヒール履いてきたから痛いけど急げ〜!

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着きました!すごい行列になっていて、一瞬「あ、これ絶対チケット無いやつだわ……」と怯んだけど、なんとか並び切って午後の終わりから2回目のチケットが取れました!ご飯食べてゆっくりとしてから見たかったので、ちょうどよかった。

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こんなおっきな球体の中で見るんだー……。と見上げてはプチ興奮。

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なんとなく記念写真。楽しみだね。

 

ランチタイム

 

この辺りでホッとしたからか、ようやく朝から何も食べていなかったことを2人のお腹が知らせてくれたので、まずは腹ごしらえ。ふらふらと近くの街を歩いていると、とっても素敵な店を見つけました。今日は、もともと飲酒をする予定で電車で来たので、お酒がありそうな雰囲気に惹かれて。とっても素敵な店でした〜。

 

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ほとんどが予約のお客さんで、私たちがフラっと入ったときに、ちょうどカウンター席が空いていたんです。隣が女性同士だったので、なんとなく座りやすかった。

上に吊るされているワイングラスに期待は高まります。渡されたメニューにはアルコールの記載はなかったのですが、お昼からワイングラスを傾けている方がいたので店員さんに声をかけると、すぐにメニューをお持ちしますね、とのこと。

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パートナーは赤ワインが好きで、私は白ワインが好きなので、お互いに気になったものをセレクト。微発泡で美味しかった〜。

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ランチなので軽めにね。サラダ。

 

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こちらはタルトフランベというお料理。特注の釜で焼き上げたそれは、まるでピザのようで出来たてはあっつあつ。味がしっかりとしていて美味しい。女性のお腹には、ちょうどいいボリュームでした。私はきのことチーズの、パートナーは蟹とカリフラワーので、本当に両方とも、とんでもなく美味しかった。しっかり半分こにして食べたよ。

 

先にお土産屋さんへ

 

気分が良くなったところで、スタバでコーヒータイム。足を休めて、再び名古屋市科学館に向かいます。チケットは取ってあるので、それまで嬉々としてお土産屋さんを物色しましょう。科学館というだけあって、グッズが理科系でいっぱいでかわいかった!私は文系だからアレだけど、リケジョだったらもっと興奮していたかもしれない。

そんな私たちが特に興奮したのが、文房具コーナー!ペンやらノートやら付箋やら、星や天体、元素記号などがデザインされているものばかりで、めっちゃめちゃかわいい。全部欲しい気持ちを抑えて、抑えて、とても抑えて、これだけゲット。

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マステとデコラッシュ。すごくかわいい、早く使いたい。

 

科学館の中で大はしゃぎ

 

プラネタリウムが始まるまでは、科学館の中を楽しめるので全然退屈しないです。小学生の頃に、社会見学に来たかなぁ。それ以来なので、本当に初めてきた場所のようなワクワク感。地下2階から6階まで、科学のありとあらゆる実験や展示がもうめちゃくちゃおもしろいですよ!!!子どもと一緒に大人もはしゃげるよ!!!

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文系にはよく分からない元素?の模型。美しい。

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恐竜の骨。大迫力。すてき。

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こういう機械モノって、なんかノスタルジックでドキドキしますね……。

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お月様の写真を取ろうとしたら、ボランティアの方かスタッフさんか分からないけれど、親切にこういうアングルの写真をおすすめしてくれて、わざわざ撮影してくれました。このスタンプの下はものすごい笑顔です。

 

いざ、プラネタリウムへ!

 

すごかった。泣いた。世界一のプラネタリウムがこうして何回でも足を運べるところにあるとか最高かよ。本物の星の中に紛れ込んだかのような感覚。学芸員さんの生解説が耳に心地いい……。なんといっても、1人ずつのゆったりリクライニングなんですよ。寝転がったまま左右に体を動かせるので、本当に半球全部が見渡せるんです。太陽が沈んでいく様子も、星の輝き方も、全部全部ほんものみたいで、ひたすら泣けてきますよアレ……。

上映が終わった瞬間に見合わせたお互いの表情が、満足1000000%だったことは忘れられませんね。リアルに「最高……」みたいな吐息が出ちゃいましたもん。ほんと最高で贅沢な時間でした。今度、おとなの天体観測がやるらしいので、応募して行ってきます。

 

プラネタリウムデート、オススメです

 

最近プラネタリウムなんて行ってないな〜って人や、星空がなんとなく好きだという人は気軽に足を運んでみたらどうかしら。めちゃくちゃリフレッシュできるはずです。私たちはそうでした。『これぞデート感』が出るのも楽しいですよ。

帰り道、下のタイルが一部、こんな風になっているのを発見しました。

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蠍座のタイル。

 

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獅子座のタイル。

 

冬の楽しみ方がまたひとつ増えました

 

のんびりと空を見上げるのは、やっぱり夜空が好きです。多分私たちは、この先もずっと毎年やってくる冬を楽しみにするでしょう。たくさんの感動を隣で共有することが、パートナーの絆を強めてくれる気がします。

 

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