熱帯夜

女として女に愛され愛したい

突然だけど、レズビアンの私が女湯に入るときの気持ちを書く

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こんにちは、mira(@mirara_l)です。

今日は、題名の通りレズビアンの私が女湯に入るときの気持ちをゆっくり書いてみたいと思ったので、記事にします。私が異性愛者だったとしたら、同性愛者の女が女湯に入っているということを気持ち悪いと思うのかな。でも、それってなんでだろう……とか、一見どうでも良さそうなことをじっくり考えるのが好き。

 

お風呂文化のある地域

 

私の住んでいる地域では、お風呂文化といいますか、スーパー銭湯に行く頻度が他の地域よりも高いところに住んでいるのだと思います。だから、私はパートナーと遠距離恋愛をしていた頃から、よく1人でお風呂に行っていたし、モーニングと同じぐらい外で入るお風呂を愛していました。いまも愛しています。

パートナーが引っ越してきて、おうちのお風呂も好きだけど、スーパー銭湯にしょっちゅう誘うことを続けていると、ようやくパートナーも一緒にお風呂に出かけてくれるようになりました。レズビアンでよかったと思うことの1つが、外のお風呂で堂々と一緒に入れるということです。

お風呂文化なんてほとんど無い場所で育ったパートナーは、最初こそ抵抗があったようですが、こちらの地域の、人の目を気にせず『ただお風呂を楽しみに来ているだけ』の人たちを見るにつれて次第に銭湯に慣れていったようです。

 

本題はエロい気持ちになるかどうか

 

さて、本題の女湯に入るときの気持ちですが、本当のことを書くと、女性同性愛者の私が女湯に入ってエロい気持ちになったことは1度もありません。無いんです。

でもさ、これって比較対象がいないよね。だって異性愛者の女性は、自分の性的対象である男だらけの湯に入る機会がないじゃない。ね。そしてその場合を考えるとしたら、それはゲイだらけの湯でなければならないんです。一緒に入っているほとんどの男が自分の女という性別に興味がないのと一緒なんですよね。同性愛者の私が入っている女湯って。

相手からも性的な目で見られることがないから、性的な興奮が起きるはずがないんです。私の場合は。他のレズビアンのみなさんはどうですか。女湯に入るときの素直な気持ちを聞いてみたいです。自分以外の人の意見を聞きたい。

パートナーとも家で一緒にお風呂に入ったりするのと一緒で、楽しい時間には楽しく過ごせるじゃないですか、例え裸であっても。そして、そういう雰囲気は公共の場で作るべきではないし、2人の空間で裸になる意味とは違うと知った大人じゃないですか。私たちは基本的に数ある種類の中でも露天風呂に入ることが好きで、夜空を眺めながらゆっくりしたり、くだらない話をして爆笑したりしています。

友達ともカフェに行く感覚でスーパー銭湯に行っていましたし、実家に住んでいた頃なんて姉妹でしょっちゅう行っていました。深夜に行くのが楽しいんだよなぁ。

私は女性の体で生まれてきて性自認も女なので女湯に入るのが当然です。その中に、異性愛者と同性愛者が入り混じって入るシステムってほんと不思議。不思議だけど、同性しかいないお風呂は快適空間ですよ。

 

結局のところ信じてもらえないよね

 

それに同性愛者だからって、男湯に入るのを考えると恥ずかしい。相手がそういう目でみるかもしれないから。ってここまで考えたところで、これか!と思いました。

そもそも女の裸だらけの女湯に入って、エロい気持ちで見てるレズビアンの人がいるかどうかなんて調べたこともないから分からないわ。さっきの話、男湯に女の私が入ったとして、そこにいる男に「性的対象は女だけど、俺はスーパー銭湯では女のことエロい目で見ないから」とか言われても全く信じられないわ!

これと同じように、きっと聞く人が聞いたらレズビアンである私の言葉も言い訳のように聞こえるんでしょうね。「性的対象は女だけど、私はスーパー銭湯では女のことエロい目で見ないから」なんて言っても信じてもらえないんだろうなぁ。という罪悪感にも似た微妙な気持ちを感じながらも、honeyと楽しく過ごせる癒しの空間である銭湯に、今日も今日とて足を運ぶのでした。

なにやら難しいことを考えてしまってまとまらないけど、面白いからアップしておく。いちレズビアンのひとりごと。でした。bye!