こんにちはmira(@mirara_l)です。
先日、久しぶりに2人きりでデートをしてきた話を書きたいと思います。
行き先は『名古屋市科学館』です。お目当ては、プラネタリウム。2人暮らしを始めて初めて一緒に過ごす冬を経験し、2人して田舎の空の中に輝く星たちに感動。すっかり天体観測にハマってしまったのでした。
天体観測にハマった理由
もともと関東の都会に住んでいて、私の元に嫁ぐ形になったパートナー。普段から星を見る機会があまりなかったんだそうです。いまだに田舎度合いに驚いたり引いたりすることは多いけれど、この星たちのために来たと言っても過言ではないような顔で夜空を見上げている姿が好きです。
一方の私は、自分の地元の星たちが昔から大好きで、都会に出かけてから帰ってくると冬は必ず星の瞬きが一層濃くなったことを確認し、「ああ……帰ってきたぞー……」とホッと一息つくのでした。それでも一緒に見上げて「きれいだね」と言い合いたい相手は遠距離恋愛のため、電話越しに伝えようと思ってもなかなか伝わらない。いつしか空に存在する当たり前の光景、になっていました。
それがこの冬、地元の星を見る度にあまりにパートナーが感動するものだから改めて見上げてみると、やっぱりすごくきれいで。その瞬間だけは頭がすっきりとして、でもなぜか思考が止まってクリアで真っ白な不思議な感覚に陥る。
仕事から帰ってからのため、どうしても夜に娘(愛犬)の散歩に出かけることが多いのですが、その道中で一緒に同じ流れ星を見たときには、大声を上げて2人してはしゃぎ、鍵を落として失くしてしまうほどで……。すっかり天体観測のとりこになってしまいました。
それからというもの、大好きな文房具は天体ものにすぐに惹かれてしまったり、ついには地元で満天の星空が見られる場所へ深夜に出かけていったり。
honeyと娘と一緒に家族で星みてきた〜!念願の天体観測、楽しすぎた🔭✨すごい穴場見つけちゃったよ…。小さな星屑までしっかり見えて、もうプラネタリウムのような、この世のものではないような夜空が印象的な世界でした。また絶対行く!
— mira (@mirara_L) 2019年1月13日
そうだ。プラネタリウムへ行こう。
そうこうしているうちに、私は子どもの頃に行ったっきりのプラネタリウムの存在を思い出したので、パートナーを誘い、行ってきました!星が本当に好きなようで、出不精のパートナーがすんなりと出かけてくれたことが嬉しかったし、恐るべし天体パワー(笑)
とても人気のプラネタリウムなので、起きれた日に朝一で並ぼうと約束していたのに、2人してお寝坊をしてしまい、もう営業開始時間にはとても間に合わない。でも、当日券の売れ行き状況をリアルタイムで更新してくれるので、常にその画面とにらめっこしながら、なんとかなって……!と、期待を込めて出かけたのでした。ただ、私たちが出かけたのが3連休の真ん中だったこともあり、半分諦めていましたけどね……。
最寄りに着くと、まずは急いでチケットを取りに。急げ急げ〜。ヒール履いてきたから痛いけど急げ〜!
着きました!すごい行列になっていて、一瞬「あ、これ絶対チケット無いやつだわ……」と怯んだけど、なんとか並び切って午後の終わりから2回目のチケットが取れました!ご飯食べてゆっくりとしてから見たかったので、ちょうどよかった。
こんなおっきな球体の中で見るんだー……。と見上げてはプチ興奮。
なんとなく記念写真。楽しみだね。
ランチタイム
この辺りでホッとしたからか、ようやく朝から何も食べていなかったことを2人のお腹が知らせてくれたので、まずは腹ごしらえ。ふらふらと近くの街を歩いていると、とっても素敵な店を見つけました。今日は、もともと飲酒をする予定で電車で来たので、お酒がありそうな雰囲気に惹かれて。とっても素敵な店でした〜。
ほとんどが予約のお客さんで、私たちがフラっと入ったときに、ちょうどカウンター席が空いていたんです。隣が女性同士だったので、なんとなく座りやすかった。
上に吊るされているワイングラスに期待は高まります。渡されたメニューにはアルコールの記載はなかったのですが、お昼からワイングラスを傾けている方がいたので店員さんに声をかけると、すぐにメニューをお持ちしますね、とのこと。
パートナーは赤ワインが好きで、私は白ワインが好きなので、お互いに気になったものをセレクト。微発泡で美味しかった〜。
ランチなので軽めにね。サラダ。
こちらはタルトフランベというお料理。特注の釜で焼き上げたそれは、まるでピザのようで出来たてはあっつあつ。味がしっかりとしていて美味しい。女性のお腹には、ちょうどいいボリュームでした。私はきのことチーズの、パートナーは蟹とカリフラワーので、本当に両方とも、とんでもなく美味しかった。しっかり半分こにして食べたよ。
先にお土産屋さんへ
気分が良くなったところで、スタバでコーヒータイム。足を休めて、再び名古屋市科学館に向かいます。チケットは取ってあるので、それまで嬉々としてお土産屋さんを物色しましょう。科学館というだけあって、グッズが理科系でいっぱいでかわいかった!私は文系だからアレだけど、リケジョだったらもっと興奮していたかもしれない。
そんな私たちが特に興奮したのが、文房具コーナー!ペンやらノートやら付箋やら、星や天体、元素記号などがデザインされているものばかりで、めっちゃめちゃかわいい。全部欲しい気持ちを抑えて、抑えて、とても抑えて、これだけゲット。
マステとデコラッシュ。すごくかわいい、早く使いたい。
科学館の中で大はしゃぎ
プラネタリウムが始まるまでは、科学館の中を楽しめるので全然退屈しないです。小学生の頃に、社会見学に来たかなぁ。それ以来なので、本当に初めてきた場所のようなワクワク感。地下2階から6階まで、科学のありとあらゆる実験や展示がもうめちゃくちゃおもしろいですよ!!!子どもと一緒に大人もはしゃげるよ!!!
文系にはよく分からない元素?の模型。美しい。
恐竜の骨。大迫力。すてき。
こういう機械モノって、なんかノスタルジックでドキドキしますね……。
お月様の写真を取ろうとしたら、ボランティアの方かスタッフさんか分からないけれど、親切にこういうアングルの写真をおすすめしてくれて、わざわざ撮影してくれました。このスタンプの下はものすごい笑顔です。
いざ、プラネタリウムへ!
すごかった。泣いた。世界一のプラネタリウムがこうして何回でも足を運べるところにあるとか最高かよ。本物の星の中に紛れ込んだかのような感覚。学芸員さんの生解説が耳に心地いい……。なんといっても、1人ずつのゆったりリクライニングなんですよ。寝転がったまま左右に体を動かせるので、本当に半球全部が見渡せるんです。太陽が沈んでいく様子も、星の輝き方も、全部全部ほんものみたいで、ひたすら泣けてきますよアレ……。
上映が終わった瞬間に見合わせたお互いの表情が、満足1000000%だったことは忘れられませんね。リアルに「最高……」みたいな吐息が出ちゃいましたもん。ほんと最高で贅沢な時間でした。今度、おとなの天体観測がやるらしいので、応募して行ってきます。
プラネタリウムデート、オススメです
最近プラネタリウムなんて行ってないな〜って人や、星空がなんとなく好きだという人は気軽に足を運んでみたらどうかしら。めちゃくちゃリフレッシュできるはずです。私たちはそうでした。『これぞデート感』が出るのも楽しいですよ。
帰り道、下のタイルが一部、こんな風になっているのを発見しました。
蠍座のタイル。
獅子座のタイル。
冬の楽しみ方がまたひとつ増えました
のんびりと空を見上げるのは、やっぱり夜空が好きです。多分私たちは、この先もずっと毎年やってくる冬を楽しみにするでしょう。たくさんの感動を隣で共有することが、パートナーの絆を強めてくれる気がします。