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熱帯夜

男も女も犬も子どももいる世界で過ごす、私、miraの物語。

【読書感想】『(078)同性婚のリアル(ポプラ新書)』東 小雪,増原 裕子 著

お久しぶりです。またブログ記事に間が空いちゃって、honeyに突っ込まれてしまいました。わたしがブログ書こうとすると、どうしても考えすぎの暗い内容になってしまうんだけど、どうしたらいいのかしら。もっとこう…毎日新しい発見をして、ワクワクしながら過ごしたいなぁ…と思う、今日この頃。でも相変わらず、読書は好きで続けています。今回は『同性婚のリアル』を読んだ感想を書きます。


この本は、世間でも有名になった同性カップル、東さんと増原さんが一緒に書いたものです。本の中身は全て、おふたりの会話形式で進んでいきます。LGBTのことをよく知らない方が読んでもよく分かる噛み砕いた説明の内容ですし、とても丁寧に会話が進んでいくので当事者のわたしでも理解しやすく読みやすかったです。

異性カップル、同性カップルの違いはもちろんのこと、同性カップルの中でもゲイカップルとレズビアンカップルの違いなんかも分かって面白かったなぁ。そして、大事なのは「違うこと」だけでなく、全てのカップルに共通する「同じこと」も勿論たくさんあって。こうして1つずつ知らなかったことを知っていくことで、アライが増えていってくれると嬉しいなぁ。

まだまだ異性愛者の方たちと比べると、ロールモデルが少ないLGBTふうふ。全く世間に上がってこなかった数年前と比べるとだいぶマシですが、まだまだですよね。こうして当事者のわたしが読んでも、この人達とはまた違った環境だからと少し自信がなくなる場面もありました。

それでも、(以下、本からの引用です)

地方だと、つきあっていてもなかなか一緒に住むことができないという話を聞きます。結婚でもないのに実家を出て、「友だち」(実はパートナー)と同居するのは相当ハードルが高い。親との関係とか、カミングアウトの度合いによって同棲が難しくなっている場合は多々あると思います。

と、本当にその通り。と深く頷きたくなるような内容も。でも実際にルームシェアという形で同棲を始めて明らかにカップルでないと一緒に住めないような間取りだったとしても、親は子どもの性的指向や2人の本当の関係には気が付かない場合が多いといいます。気が付かないフリをしている場合もありますよね。信じたくなくてね。

同性カップルあるある(勝手に命名)もいくつかあったので紹介します。

・カミングアウトしなければ、自動的に「異性が好き」ということになってしまう。
・「愛情がない結婚」というものが同性カップルにはそもそも存在しない。
・同性同士だと、同じジェンダーということで、どうしてもライバル意識が芽生えてしまう部分もあるのではないか。


この辺は、「あ、確かに」ってことばかりで。なんだか同性愛者として同性愛者のことを知るのって不思議な感じがするけど、改めて腑に落ちる部分が多かったです。まだまだマイノリティと言われ、特別視されることが多いわたしたち。今後、人に説明するときにも、自分のアイデンティティを確立していくためにも、自分のことをよく知るのはいつだって大切ですよね。これからも、LGBT関連の本は、定期的に読んでいこうと思っています。

(078)同性婚のリアル (ポプラ新書)

(078)同性婚のリアル (ポプラ新書)