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熱帯夜

男も女も犬も子どももいる世界で過ごす、私、miraの物語。

I will continue to live together.

LGBT

結婚式。わたしにとって永遠の憧れ。

こういう話を書くと、またhoneyが嫌な気持ちになってしまうかもしれないけど、焦らせるためじゃないから、サラリと流してちょうだいね。わたしの、記録用としての話。

仲の良い友人たちの結婚ラッシュ。正直、わたしにとっては本当に辛いことで。過去に書いた記事に、結婚に対して書き綴ったものがあります。

 

sultrynight.hatenablog.com

こんな気持ちをhoneyに相談したときがあった。世間体や友人関係ばかりを気にして、式に出ると辛く落ち込んでしまう自分の気持ちを押し殺して参列していた過去。

「本当に、出る必要がある?」honeyがそう真剣に問いかけてくれたことに本当に感謝しています。そのあと母親にも相談してみると、「miraがいつかお祝いしてもらえる立場だったらいいけど、お金を渡すだけ渡して辛くなるなんて、意味分からんよね!行かなくていい!」と結構、核心の部分を突いて、欠席することに同意してくれました。

カムアウトをしていた友人だったので、自分の気持ちを交えて丁寧に欠席の連絡を入れさせてもらいました。彼女たちは複雑な思いを吐露しながらも、わたしが欠席することに応じてくれました。それでもやっぱりお祝いしてほしいと思う気持ちはあるみたいです。自分の性的指向に気が付くまでは、そうしたかったけどね。できないんです。今の世の中じゃ。素直におめでとうと思うのは、無理。だってわたしは愛するhoneyと結婚ができないんだから。

もちろん花嫁だけにではなく、わたしと同じように参列する友人にも欠席の旨を伝えなければなりませんでした。その子と、ご飯に行ったときのこと。

「結局、何が1番引っかかって出られないの?」と聞かれるのですが、それってちょっとずるい質問。そういう質問をしてしまう辺り、この子にどんな説明をしても根底の部分は分かってもらえないだろうなって思ってしまったんです。彼女なりに原因はコレなんじゃないかと推理していて「きっとお父さんに言えてないからなんじゃない?」と結論付けていました。もちろんそれもあるかもしれない。でもわたしには少し……しこりが残りました。

「もしもmiraの結婚式があったとしたら、絶対参加したいと思うし」って言ってくれる気持ちはありがとう。でも、わたしが引っかかっているのはきっとそんなレベルじゃないんだ。参加してくれたとして、レズビアンの結婚式にどうやってあなたたちを誘えばいいの?あなたたちは自分の家族には何と説明して出てくるの?式をやったとして、わたしが望む、自然な形で終わると思う?わたしは結婚式や結婚というものに対して親族同士の繋がりですら、望んでいるのに。

家族と家族を繋いでいく、素敵なお祝いごと。やっぱりそこにはまだまだ、同性愛者は辿り着けない。男女がベースの世の中に溶けこむのは、そう容易いことじゃない。だからこそ今までずっと、自分の気持ちを見ないフリをしてきたのかもしれない。でもね、こうして現実がどうにもならなくても、話を聞いてくれるパートナー、家族に恵まれて結婚式に無理して出席しなくてよくなったのは、わたしにとって本当に安心することなのです。

ね、はにちゃん。そんなことどうでもいいから、わたしたちのペースで歩いて行こう。一緒の方向へ、ね。