熱帯夜

女として女に愛され愛したい

新年度

最近眠る前には必ず思うことがある。「今、まさに、honeyとうづ(愛犬)が眠ったのかしら」「目を閉じる瞬間を、この目で隣で見ることができたら」。実家暮らし故に恋人と私達の娘(愛犬)が愛おしく、非常に恋い焦がれる日々です。

新年度は毎年、いつ帰っていいのか分からない目まぐるしさです。どれだけでも仕事は見つけられるから帰りどきが分からない。……情けない。結構無理をしてしまうのですが、でもやっぱり体と心は正直で。夜になると思考回路がピーと音を立てるように体が限界を伝えてくる。
それでもやるべきことはたくさん残っていて。しまいには泣きたくなってhoneyに弱音を吐いてしまう。

「ほどほどにして帰っといで」

この一言が、わたしを生かしていてくれているんだなぁ……と実感。「あなたが無理して体を壊したら、それこそ迷惑がかかるでしょう」、とこれまた現実的なアドバイス。このまま帰って、家にhoneyとうづがいたらどれだけいいか。何年間も、この思いに耐えてきた。もう、現実的に考えるべきとき。わたしは家を出て、自立します。そして、honeyと暮らします。


とにかく今は目の前の仕事を片付けるのに精一杯だけれど、でもそのときが近づいてきているなって感じはする。ねぇ、honey、わたしたちの将来を一緒に考えていこう。最近は、honeyの仕事の話、聞いてあげられてないな。何が大変で、何が良くて、毎日どんなことがあるんだろう。「何もなかった」というのでもいいから、共有したいわ。